中小製造業が行う、DX推進による生産性向上モデル事例！ ～デジタルは１日にしてならず！株式会社三松が行った、わが社のDXの軌跡～【2023年10月度  部品加工業・セットメーカー・生産財メーカー経営部会 第1講座】

株式会社三松は、福岡県筑紫野市に本社をおく、ものづくり企業。薄物板金加工をメイン事業としながら、機械設計／制御設計・塗装・組み立てまでを内製化し、金属加工ならびFA装置を製造代行する企業へと成長されてきました。また、20年前より「デジタルと職人技の融合」を掲げ、社内外プロセスのDX化を推進。過去10年間で売上51％アップ・人時生産性74％アップに成功しています。

営業面においては、金属加工サービスサイト・FAサービスサイトを立ち上げ、マーケティング・オートメーションを組み合わせることで新規顧客開拓を積極的に推進。製造面においては、カイゼンカメラ60台の設置・機械設備の稼働状況／工程内の生産性の可視化を行うことで、不具合対策・生産成功向上にも取り組まれています。

一方で、技術・ノウハウに誇りが持てる社員が評価される社内マイスター制度や、マイスターが技術を教える三松大学を開校し、職人技の承継を行う仕組み・プロセスづくりをされています。DXを推進することで売上・生産性向上を実現しながら、働く社員の満足度向上も実現するモデル企業経営者様に、その軌跡をご講演いただきます。